4人のお兄ちゃんは王子様!?
変化した世界
≪結衣side≫
次の日私は学校を休んだ。
大雅兄は休むと言い張っていたが、秀先生や琉生さんに無理矢理連れて行かされていた。
私はと言うと足首を痛めて立つのがしんどいためベッドに横になっていた。
するとコンコンと部屋をノックする音が聞こえた。
瑛「俺だけど、今平気か?」
結「瑛斗さん…」
瑛「俺これから雑誌の撮影があるんだけど…お前も来い。」
結「え?」
瑛「それと俺もお兄ちゃんと呼んでおけ。分かったな。なら着替えて行くぞ。」
そう言うと強引に瑛斗さんは私を外に連れ出した。
ざ、雑誌の撮影!?
え??
私は頭が混乱しながらもついて行くことに。
移動はマネージャーさんと思われる方の運転する車だったからそこまで不安は強くなかった。
が昨日の一件でメガネが壊れてしまったのだ。
それを見て瑛斗兄は「ちょうどいい。」と言っていた。
どーゆー意味なのだろうか。
撮影場所についてすぐカメラマンの方に声をかけられた。
カ「瑛斗の彼女?」
結「あ、違います!妹の結衣です。はじめまして。」
私が挨拶をするとカメラマンさんは私を凄い形相で睨みつけるとどこかへ走って行ってしまった。
何か失礼な事をしてしまったのか……
にしても変な人だなぁ。
芸能界はこんなものなのだろうか。
するとカメラマンさんは戻ってくるなり何人か人を連れてきた。
「わー本当だ。とっても可愛い。瑛斗くん。ちょっと妹さん借りるね!行きましょ。」
と言ったその人は男性なのに女性のような言葉遣いをする人だった。
「えっと…あの……」
私が慌てていると瑛斗兄が近付いてきて
「大丈夫だ。この人たちはお前を悪いようにはしないから。行ってこいよ。」
そう耳元で囁くように言うと私の背中を押す瑛斗兄。
瑛斗兄は普段は意地悪だけど。本当は優しい人。
だからなんとなく大丈夫だって思えた。
するとその女性のような男性は私を大きな鏡のある部屋へと連れて行った。
すると大きな箱をパカリと開けて中からはたくさんのメイク道具。
すぐにこの人はメイクさんなのだと分かった。
そして私はその方にメイクとヘアメイクをしてもらうとまた別の女性に可愛らしい洋服を着せてもらって成り行きで写真を撮られている。
カ「じゃあまず瑛斗と一緒に撮ろうか。瑛斗リードしてあげてね!」
そう言うととてもたくさんのライトに照らされた。
………緊張する。
カ「結衣ちゃん。リラックスして~!」
パシャパシャと写真を撮られていく。
リラックスって言われたって……。
私が戸惑っているとその様子を見た瑛斗兄は私に声をかけてきた。
瑛「結衣。これ終わったら飯食いに行こうか。何食べたい?」
結「え?今?」
瑛「うん。今。」
結「甘いもの…とか?」
瑛「いいね。みんなに内緒で2人でクレープでも食べちゃう?」
結「クレープ!私食べた事ないんです!」
瑛「そうだったのか。じゃあ楽しみだな。」
結「はい!」
瑛「こら。敬語。」
結「あ…えと…」
私が焦ってるのをみると瑛斗兄はクスリと笑い笑顔になった。
それにつられて私も笑顔になるとカメラマンさんが声をかけてきた。
カ「いいねー!2人とも最高だよ!少し休憩しようか!」
あ、そういえば私いつの間にか緊張ほぐれてた。
瑛斗兄ってすごい人なんだなぁ。
なんだか…尊敬するなぁ。
次の日私は学校を休んだ。
大雅兄は休むと言い張っていたが、秀先生や琉生さんに無理矢理連れて行かされていた。
私はと言うと足首を痛めて立つのがしんどいためベッドに横になっていた。
するとコンコンと部屋をノックする音が聞こえた。
瑛「俺だけど、今平気か?」
結「瑛斗さん…」
瑛「俺これから雑誌の撮影があるんだけど…お前も来い。」
結「え?」
瑛「それと俺もお兄ちゃんと呼んでおけ。分かったな。なら着替えて行くぞ。」
そう言うと強引に瑛斗さんは私を外に連れ出した。
ざ、雑誌の撮影!?
え??
私は頭が混乱しながらもついて行くことに。
移動はマネージャーさんと思われる方の運転する車だったからそこまで不安は強くなかった。
が昨日の一件でメガネが壊れてしまったのだ。
それを見て瑛斗兄は「ちょうどいい。」と言っていた。
どーゆー意味なのだろうか。
撮影場所についてすぐカメラマンの方に声をかけられた。
カ「瑛斗の彼女?」
結「あ、違います!妹の結衣です。はじめまして。」
私が挨拶をするとカメラマンさんは私を凄い形相で睨みつけるとどこかへ走って行ってしまった。
何か失礼な事をしてしまったのか……
にしても変な人だなぁ。
芸能界はこんなものなのだろうか。
するとカメラマンさんは戻ってくるなり何人か人を連れてきた。
「わー本当だ。とっても可愛い。瑛斗くん。ちょっと妹さん借りるね!行きましょ。」
と言ったその人は男性なのに女性のような言葉遣いをする人だった。
「えっと…あの……」
私が慌てていると瑛斗兄が近付いてきて
「大丈夫だ。この人たちはお前を悪いようにはしないから。行ってこいよ。」
そう耳元で囁くように言うと私の背中を押す瑛斗兄。
瑛斗兄は普段は意地悪だけど。本当は優しい人。
だからなんとなく大丈夫だって思えた。
するとその女性のような男性は私を大きな鏡のある部屋へと連れて行った。
すると大きな箱をパカリと開けて中からはたくさんのメイク道具。
すぐにこの人はメイクさんなのだと分かった。
そして私はその方にメイクとヘアメイクをしてもらうとまた別の女性に可愛らしい洋服を着せてもらって成り行きで写真を撮られている。
カ「じゃあまず瑛斗と一緒に撮ろうか。瑛斗リードしてあげてね!」
そう言うととてもたくさんのライトに照らされた。
………緊張する。
カ「結衣ちゃん。リラックスして~!」
パシャパシャと写真を撮られていく。
リラックスって言われたって……。
私が戸惑っているとその様子を見た瑛斗兄は私に声をかけてきた。
瑛「結衣。これ終わったら飯食いに行こうか。何食べたい?」
結「え?今?」
瑛「うん。今。」
結「甘いもの…とか?」
瑛「いいね。みんなに内緒で2人でクレープでも食べちゃう?」
結「クレープ!私食べた事ないんです!」
瑛「そうだったのか。じゃあ楽しみだな。」
結「はい!」
瑛「こら。敬語。」
結「あ…えと…」
私が焦ってるのをみると瑛斗兄はクスリと笑い笑顔になった。
それにつられて私も笑顔になるとカメラマンさんが声をかけてきた。
カ「いいねー!2人とも最高だよ!少し休憩しようか!」
あ、そういえば私いつの間にか緊張ほぐれてた。
瑛斗兄ってすごい人なんだなぁ。
なんだか…尊敬するなぁ。