4人のお兄ちゃんは王子様!?
≪結衣side≫
大「それ…貸して。」
そう言う大雅兄に私は万年筆を渡した。
その瞬間窓を開けてその万年筆を外に投げ捨てた大雅兄。
結「えぇ!!!何してるの!??」
大「これで良い。」
結「全然良くないよ。探しに行かなきゃ。」
そう言って部屋を出ようとした私の腕を大雅兄は強く掴んで止めた。
え?何考えてるのか分からないよ…
そう思った時。
大「もうお前は充分頑張った。」
突然そう言い出したのだ。
大「もう頑張らなくていい。あんなものに縛られる必要もない。お前はもう少し人に頼ることを頑張れば良い。好きに生きろよ。」
結「そんなこと言われたって……」
……分からない。
どうして良いか。
勉強を頑張って少しでも良い成績とって…
だからこそ自分に少しだけ自信を持てたりした。
結「私は何もできないダメダメな私なんて大嫌いだから……。だから……」
大「お守りとして欲しいならもっと良いヤツ俺が買ってやるよ。もっとお前が好きなことを頑張れるようなお守りをな。」
結「大雅兄……」
大「それに俺さ……お前の事……本当は会った時から……っ………す……」
と言いかけた時だった。
太「結衣ちゃーん!!!」
結「た、太陽さん?!」
突然太陽さんが部屋に入ってきた。
もう何で大雅兄やら太陽さんやら女子の部屋に入ってくるってのにノックもしないんだろう。
太「ケーキ買ってきたから一緒に食べよ!!」
ケ、ケーキ!???
でも大雅兄さっき真面目なこと話してたんだよね……
結「大雅兄との話が終わったら……」
私がそう言いかけると
大「あーーーーもう!なんでもねぇよ!!」
そう言って少し怒ったような表情の大雅兄は部屋を出て行ってしまった。
私は何か怒らせるようなことをしてしまったのだろうか…。
その日は大雅兄とお母さんを除いてみんなでリビングで静かに食べたのだった。
大「それ…貸して。」
そう言う大雅兄に私は万年筆を渡した。
その瞬間窓を開けてその万年筆を外に投げ捨てた大雅兄。
結「えぇ!!!何してるの!??」
大「これで良い。」
結「全然良くないよ。探しに行かなきゃ。」
そう言って部屋を出ようとした私の腕を大雅兄は強く掴んで止めた。
え?何考えてるのか分からないよ…
そう思った時。
大「もうお前は充分頑張った。」
突然そう言い出したのだ。
大「もう頑張らなくていい。あんなものに縛られる必要もない。お前はもう少し人に頼ることを頑張れば良い。好きに生きろよ。」
結「そんなこと言われたって……」
……分からない。
どうして良いか。
勉強を頑張って少しでも良い成績とって…
だからこそ自分に少しだけ自信を持てたりした。
結「私は何もできないダメダメな私なんて大嫌いだから……。だから……」
大「お守りとして欲しいならもっと良いヤツ俺が買ってやるよ。もっとお前が好きなことを頑張れるようなお守りをな。」
結「大雅兄……」
大「それに俺さ……お前の事……本当は会った時から……っ………す……」
と言いかけた時だった。
太「結衣ちゃーん!!!」
結「た、太陽さん?!」
突然太陽さんが部屋に入ってきた。
もう何で大雅兄やら太陽さんやら女子の部屋に入ってくるってのにノックもしないんだろう。
太「ケーキ買ってきたから一緒に食べよ!!」
ケ、ケーキ!???
でも大雅兄さっき真面目なこと話してたんだよね……
結「大雅兄との話が終わったら……」
私がそう言いかけると
大「あーーーーもう!なんでもねぇよ!!」
そう言って少し怒ったような表情の大雅兄は部屋を出て行ってしまった。
私は何か怒らせるようなことをしてしまったのだろうか…。
その日は大雅兄とお母さんを除いてみんなでリビングで静かに食べたのだった。