4人のお兄ちゃんは王子様!?
クリスマス
≪結衣side≫
なんとか期末試験も終わり冬休みに入った。
私にとっては高校初めての冬休み。
大雅兄にとっては高校最後の冬休みだ。
大「あーあ。結局学年1位は結衣かよ。」
結「大雅兄が教えてくれたからだよ!ありがとう!」
私がそう言うと大雅兄は少し頬を赤らめてそっぽを向いた。
結「そういえば…最近帰り遅いけどどこに行ってるの??」
大「それは~内緒。」
結「ええ!教えてくれたっていいじゃん!」
大「じゃああと100年くらい経ったらな~!」
結「意地悪ー!」
私と大雅兄は終業式も終わり2人で帰宅していた。
大「ただいま~。」
結「ただいまっ。じゃあ大雅兄、私着替えてくるね!」
帰宅してすぐに私は部屋着に着替えるために部屋に行った。
あれ?
机の上に置き手紙??
置き手紙を見ると……。
『クリスマスイブ空けとけよ 大雅』
と書かれていた。
また人の部屋に勝手に……。
でももうすぐクリスマスか…
テストでバタバタしてたから楽しみかも。
私は着替えてリビングに行くと大雅兄が近づいて来た。
大「読んだか?」
結「うん!」
大「じゃ、そーゆーことだから。」
と言って少し照れた表情の大雅兄は部屋へ行ってしまった。
クリスマス…何するんだろう。
私は楽しみでワクワクしていた。
そんな時ガチャリと開いた玄関。
入って来た男性の顔を見て私は驚いた。
あの時のダンディなおじさんだったのだ。
いや、お義父さんと言うべきなのだろうか。
結「あ…えと…」
父「結衣か。年末年始は日本に居ることにしたんだ。」
結「そう…なんですか。おかえりなさい…です。」
父「そう畏るな。お土産買ってきたからみんなで食べようか。今誰が居る?」
結「えと…私と大雅兄が今帰ってきたばかりで…。あ、でも夜には今日はみんな帰ってくると思います!」
父「そうか。じゃあ今夜は宴会だな!」
結「………えんかい!?」
しばらくすると2階から大雅兄が降りてきた。
大「なんだ。親父帰ってきたのか。」
父「そうなんだよ。大雅元気にしてたか?」
そのおじさんはとても優しそうに大雅兄に声をかけた。
私も大雅兄もこの人の本当の子どもではないのに…。
本当に優しいそのおじさんはシュトーレンのお土産を出してくれて3人で色んな話をしながらたべた。
結「あ、そろそろ夕飯作り始めますね。」
父「そうか。結衣は随分と家庭的なんだな。」
結「全然です…。」
私がそう言うと…
大「結衣の飯はマジでうめーんだよ!親父何か食べたいものないの?」
いつも少しぶっきらぼうな大雅兄はお義父さんの事を慕っているようで、無邪気にそう尋ねる。
父「そうだな…ずっと海外が長かったからな。日本食が食べたいな。」
と応えるお義父さん。
……日本食かぁ。
結「あ、じゃあ焼き魚と肉じゃがなんてどうでしょう!ちょうど今夜お魚にしようと思っていたし、ありあわせで肉じゃがくらいなら…!」
私がそう言うと、お義父さんはにっこり優しい顔をして
父「じゃあお願いしようか。」
と言った。
その後お母さんも家に駆けつけ、みんなでご飯を食べたのだった。
なんとか期末試験も終わり冬休みに入った。
私にとっては高校初めての冬休み。
大雅兄にとっては高校最後の冬休みだ。
大「あーあ。結局学年1位は結衣かよ。」
結「大雅兄が教えてくれたからだよ!ありがとう!」
私がそう言うと大雅兄は少し頬を赤らめてそっぽを向いた。
結「そういえば…最近帰り遅いけどどこに行ってるの??」
大「それは~内緒。」
結「ええ!教えてくれたっていいじゃん!」
大「じゃああと100年くらい経ったらな~!」
結「意地悪ー!」
私と大雅兄は終業式も終わり2人で帰宅していた。
大「ただいま~。」
結「ただいまっ。じゃあ大雅兄、私着替えてくるね!」
帰宅してすぐに私は部屋着に着替えるために部屋に行った。
あれ?
机の上に置き手紙??
置き手紙を見ると……。
『クリスマスイブ空けとけよ 大雅』
と書かれていた。
また人の部屋に勝手に……。
でももうすぐクリスマスか…
テストでバタバタしてたから楽しみかも。
私は着替えてリビングに行くと大雅兄が近づいて来た。
大「読んだか?」
結「うん!」
大「じゃ、そーゆーことだから。」
と言って少し照れた表情の大雅兄は部屋へ行ってしまった。
クリスマス…何するんだろう。
私は楽しみでワクワクしていた。
そんな時ガチャリと開いた玄関。
入って来た男性の顔を見て私は驚いた。
あの時のダンディなおじさんだったのだ。
いや、お義父さんと言うべきなのだろうか。
結「あ…えと…」
父「結衣か。年末年始は日本に居ることにしたんだ。」
結「そう…なんですか。おかえりなさい…です。」
父「そう畏るな。お土産買ってきたからみんなで食べようか。今誰が居る?」
結「えと…私と大雅兄が今帰ってきたばかりで…。あ、でも夜には今日はみんな帰ってくると思います!」
父「そうか。じゃあ今夜は宴会だな!」
結「………えんかい!?」
しばらくすると2階から大雅兄が降りてきた。
大「なんだ。親父帰ってきたのか。」
父「そうなんだよ。大雅元気にしてたか?」
そのおじさんはとても優しそうに大雅兄に声をかけた。
私も大雅兄もこの人の本当の子どもではないのに…。
本当に優しいそのおじさんはシュトーレンのお土産を出してくれて3人で色んな話をしながらたべた。
結「あ、そろそろ夕飯作り始めますね。」
父「そうか。結衣は随分と家庭的なんだな。」
結「全然です…。」
私がそう言うと…
大「結衣の飯はマジでうめーんだよ!親父何か食べたいものないの?」
いつも少しぶっきらぼうな大雅兄はお義父さんの事を慕っているようで、無邪気にそう尋ねる。
父「そうだな…ずっと海外が長かったからな。日本食が食べたいな。」
と応えるお義父さん。
……日本食かぁ。
結「あ、じゃあ焼き魚と肉じゃがなんてどうでしょう!ちょうど今夜お魚にしようと思っていたし、ありあわせで肉じゃがくらいなら…!」
私がそう言うと、お義父さんはにっこり優しい顔をして
父「じゃあお願いしようか。」
と言った。
その後お母さんも家に駆けつけ、みんなでご飯を食べたのだった。