4人のお兄ちゃんは王子様!?
≪大雅side≫
そして次の日。
親父はおばさんとイブを過ごしたいからと言ってあのマンションに帰っていった。
そして俺らも……
結「ねぇ大雅兄。明日どこ行くの?」
大「まだ教えない。」
結「意地悪ー!!」
翌日の24日に備えて話していた。
俺は結衣を喜ばせるために色々準備していたのだ。
大学に行くために俺はもうすぐこの家を出て行くであろう。
だから多分2人で過ごせるクリスマスは今年で最後だ。
結「ねー!大雅兄聞いてる?」
大「え?なに?」
結「何時に行くの?」
大「んー9時くらいかな。もっと遅い方がいい?」
結「ううん!9時で大丈夫だよ!」
大「じゃあそーゆーことでいいか?」
結「うん!楽しみだね!」
大「お、おう。」
クリスマスシーズンは忙しいらしく琉兄と瑛斗兄は仕事で帰れないらしい。
秀兄はいつも通り夕方帰ってくるって言っていた。
そしてイブ当日がやってきた。
俺は少し緊張していた。
今までどーでも良かったクリスマス。
家族や友達と過ごした事がなかったからだ。
いくら妹とは言え、結衣は俺にとって特別な存在。
楽しませてあげられるのだろうか。
結「大雅兄!準備出来たよ!」
そう言ってきた結衣はいつもと雰囲気が違っていた。
少し緩めに結んだ髪の毛に全体的に白と薄めのピンクでまとまっている服装。
俺の胸が少し高鳴っていた。
大「おう…。あ、マスクしていけよ。冷たい空気は気管に良くない。」
結「えー…。なんか大雅兄、琉生お兄ちゃんみたい…。」
大「うるせー!心配してるんだからわがまま言うな~ー!」
結「はーいっ」
少し不貞腐れて膨らませる頬。
その顔はずるいだろ、と心の中で思わず叫んだ。
そして俺らは出発した。
今日行く場所は遊園地。
あまり派手な雰囲気の場所ではなく、少し静かめな遊園地だ。
前に観覧車に乗るの初めてって言ってたくらいだから遊園地も初めてだろう。
実はここ…昼間より夜のイルミネーションが綺麗と言われている場所。
少し暗くなるくらいまでいて結衣に見せてあげたいと思っていた。
大「着いたぞ。」
結「ここ…本物の遊園地!?」
大「本物って……偽物とかあるのかよ。」
結「えー!いいのかなっ!クリスマスに遊園地なんて来ていいのかな!楽しみー!」
明らかにはしゃいでいる結衣。
こんな事で喜ぶだなんて可愛いにも程がある。
結「大雅兄!!みてみて!!あれすごく高いよ!!」
そう言って結衣が1番最初に指さしたのはジェットコースター。
大「いや、あれジェットコースターだぞ!?まずメリーゴーランドとか、コーヒーカップとか…そーゆー発想ないのか!?」
結「そっかぁ…あれが噂のジェットコースター!!」
そう言ってジェットコースターを見上げる結衣の目はキラキラしている。
大「はぁ……。じゃあ乗るか?ビビって泣いても知らねーぞ!」
結「うん!!」
着いて早々。
俺らはジェットコースターに乗る事になった。
そして次の日。
親父はおばさんとイブを過ごしたいからと言ってあのマンションに帰っていった。
そして俺らも……
結「ねぇ大雅兄。明日どこ行くの?」
大「まだ教えない。」
結「意地悪ー!!」
翌日の24日に備えて話していた。
俺は結衣を喜ばせるために色々準備していたのだ。
大学に行くために俺はもうすぐこの家を出て行くであろう。
だから多分2人で過ごせるクリスマスは今年で最後だ。
結「ねー!大雅兄聞いてる?」
大「え?なに?」
結「何時に行くの?」
大「んー9時くらいかな。もっと遅い方がいい?」
結「ううん!9時で大丈夫だよ!」
大「じゃあそーゆーことでいいか?」
結「うん!楽しみだね!」
大「お、おう。」
クリスマスシーズンは忙しいらしく琉兄と瑛斗兄は仕事で帰れないらしい。
秀兄はいつも通り夕方帰ってくるって言っていた。
そしてイブ当日がやってきた。
俺は少し緊張していた。
今までどーでも良かったクリスマス。
家族や友達と過ごした事がなかったからだ。
いくら妹とは言え、結衣は俺にとって特別な存在。
楽しませてあげられるのだろうか。
結「大雅兄!準備出来たよ!」
そう言ってきた結衣はいつもと雰囲気が違っていた。
少し緩めに結んだ髪の毛に全体的に白と薄めのピンクでまとまっている服装。
俺の胸が少し高鳴っていた。
大「おう…。あ、マスクしていけよ。冷たい空気は気管に良くない。」
結「えー…。なんか大雅兄、琉生お兄ちゃんみたい…。」
大「うるせー!心配してるんだからわがまま言うな~ー!」
結「はーいっ」
少し不貞腐れて膨らませる頬。
その顔はずるいだろ、と心の中で思わず叫んだ。
そして俺らは出発した。
今日行く場所は遊園地。
あまり派手な雰囲気の場所ではなく、少し静かめな遊園地だ。
前に観覧車に乗るの初めてって言ってたくらいだから遊園地も初めてだろう。
実はここ…昼間より夜のイルミネーションが綺麗と言われている場所。
少し暗くなるくらいまでいて結衣に見せてあげたいと思っていた。
大「着いたぞ。」
結「ここ…本物の遊園地!?」
大「本物って……偽物とかあるのかよ。」
結「えー!いいのかなっ!クリスマスに遊園地なんて来ていいのかな!楽しみー!」
明らかにはしゃいでいる結衣。
こんな事で喜ぶだなんて可愛いにも程がある。
結「大雅兄!!みてみて!!あれすごく高いよ!!」
そう言って結衣が1番最初に指さしたのはジェットコースター。
大「いや、あれジェットコースターだぞ!?まずメリーゴーランドとか、コーヒーカップとか…そーゆー発想ないのか!?」
結「そっかぁ…あれが噂のジェットコースター!!」
そう言ってジェットコースターを見上げる結衣の目はキラキラしている。
大「はぁ……。じゃあ乗るか?ビビって泣いても知らねーぞ!」
結「うん!!」
着いて早々。
俺らはジェットコースターに乗る事になった。