ヒコウキ雲の恋〜悠夜編〜
ヒコウキ雲




ヒコウキ雲…


綺麗な空に描かれていた…

お前の好きな…空に―…







―――――


「うぉい!!悠夜!」


ボーと俺は春風にあたっていた今年の春。。


俺と同僚の男、準。。


俺と準は少し前に出会って親しくなった。


「何?」


俺がそっけない返事をしたら見事に頬を膨らませてスネる準の姿。。


「…ちぇっ…ひでぇや…」

完璧にスネた準を横目で見てたら何だか笑えてきちゃって


笑った。


「くくっ…バーカ!」


「…あーもういいよ!悠夜なんて知らない!!」


あぁーまたスネてしまった。。


「ごめんごめん。準〜!」

半分準をバカにしながら俺は言った。


「死ね!!」


「あれれ?教師がそんなこと言っていいのかな?」


俺は準に顔を向けてニヤついた。




< 1 / 20 >

この作品をシェア

pagetop