『request』短編集
「それにしても…この学校の女の子、男に飢え過ぎじゃない?さっきずっと追われて……っ、ちょっ!?」
まだ話の途中だけど、亜美はそんな王子様に抱きつきたくなちゃった。
「もうっ……危ないって」
ねぇ、王子様。
「ずっと待ってたよ」
私はお姫様寄りの王子様が好き。
「ユーヤ、チューしよ?」
「ちょぉお!!は!な!せっ!!」
「初めてじゃないんだからいいじゃん~」
「あんた何言ってんのよ!?嫌よ!!こんな小娘となんて絶対や……っ!?」
お姫様寄りの王子様
~完~