『request』短編集





「むり…」


「え?」


「むりむりむりむりっー!!!」


「ちょっ…綾瀬さん?」






私がその場にしゃがみ込むから、浅川くんはきっと目を丸くさせてるはず。



なのに、もう、抑えられなくて…






「諦められないっ…!!!」


「えっ。」


「私、浅川くんが好き!!大好き!!」


「う、うん…ありがとう…」






そして、


私はまだ


浅川くんに伝えられていないことが1つ。




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