『request』短編集




そんな彼の後をついて行くけれど、いやいやストーカーとかじゃないからね?私は蒼空さんと同じ職場なんだし方向も同じだから!!!






(あぁ声掛けたい…掛けたいけど目が合えば鼻血出そう……)






ティッシュ持ってきてたかな。カバンを探りながら声を掛けるか迷っていれば、前を歩いていた蒼空さんはスっとコンビニへと入って行った。





昼ご飯でも買うのかな?

あっ、私も何か買おう。





お昼ご飯ちゃんと持って来てるけど、決してストーカーではありません。






流れるように私もそのコンビニへと足を運ぶ。



キョロキョロと蒼空さんの姿を探すけど、何度も言いますがストーカーではありません。私も何か買おうと思ったからです。





< 6 / 225 >

この作品をシェア

pagetop