『request』短編集
そんな彼の後をついて行くけれど、いやいやストーカーとかじゃないからね?私は蒼空さんと同じ職場なんだし方向も同じだから!!!
(あぁ声掛けたい…掛けたいけど目が合えば鼻血出そう……)
ティッシュ持ってきてたかな。カバンを探りながら声を掛けるか迷っていれば、前を歩いていた蒼空さんはスっとコンビニへと入って行った。
昼ご飯でも買うのかな?
あっ、私も何か買おう。
お昼ご飯ちゃんと持って来てるけど、決してストーカーではありません。
流れるように私もそのコンビニへと足を運ぶ。
キョロキョロと蒼空さんの姿を探すけど、何度も言いますがストーカーではありません。私も何か買おうと思ったからです。