記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
信じたいのは・・・
「大丈夫」という、記憶にない私の夫の言葉だけ・・・。





私は幼い子供のように、彼の胸の中で泣きじゃくる。

そんな私を彼はずっと抱きしめ続け、”大丈夫”と”愛してる”を繰り返す。
本当に大丈夫だろうか。





拭えない不安を抱えたまま、今は彼の胸にすがることしかできなかった。
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