記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
もうすぐクリスマス。

リビングには紫苑が用意してくれて、二人で飾りつけをしたクリスマスツリーが飾られている。

ふたりで迎える初めてのクリスマス。

飾りつけをしている間もすごく幸せな時間だった。

紫苑はソファに横になる私から見える位置にツリーを設置してくれた。


どんな些細なイベントも今の私たちには楽しみでしかない。

~♪
「もしもし」
『何してた?』
「ソファでゆっくりしてた。」
『えらい!』
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