記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
『会いたかった。もっと早く来ればよかった。ごめんな。』
『来ないか?俺のとこ』
『出会ったばっかりで心配かも知れないけど、絶対に後悔はさせないから。』
『離れたくないんだ。もっと一緒にいたい。このチャンス逃したくない。』

心の奥からあふれ出て来たのは・・・

紫苑の言葉・・・


妊娠が分かった日。

初めて会った地下鉄の事故の日。

短い時間だったけど一緒に過ごしたニューヨークでの日々。

両親が亡くなって絶望の中での再会。
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