記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
「あー待ちきれない。ちょっと待ってて。」
紫苑は私から離れて寝室に向かうと、何やら大きな箱を持って戻ってきた。
いつの間に、どこに置いていたのかわからないその箱を私の前に置く。
「開けてみて。」
私がその箱を開けると中からはいくつもの紙袋が出て来た。
「本当はクリスマスの朝にひとつひとつ開ける桐乃を見たかったんだけど、楽しみは早いほうがいいだろ?」
紫苑はそう言って私にひとつひとつプレゼントを渡してくれた。
「こんなに?」
「いいだろ?初めてのクリスマスは盛大に祝わないとな。」
本当に盛大なプレゼントは赤ちゃんの物もたくさんある。
小さな服やおもちゃ。絵本。
私には出産してから着られるような服や温かそうなルームウェア。
バックや靴、アクセサリー。
紫苑は私から離れて寝室に向かうと、何やら大きな箱を持って戻ってきた。
いつの間に、どこに置いていたのかわからないその箱を私の前に置く。
「開けてみて。」
私がその箱を開けると中からはいくつもの紙袋が出て来た。
「本当はクリスマスの朝にひとつひとつ開ける桐乃を見たかったんだけど、楽しみは早いほうがいいだろ?」
紫苑はそう言って私にひとつひとつプレゼントを渡してくれた。
「こんなに?」
「いいだろ?初めてのクリスマスは盛大に祝わないとな。」
本当に盛大なプレゼントは赤ちゃんの物もたくさんある。
小さな服やおもちゃ。絵本。
私には出産してから着られるような服や温かそうなルームウェア。
バックや靴、アクセサリー。