記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
予定日よりも早く陣痛が来た私。

紫苑は私からの連絡に勤務していた病院からすぐに飛んで帰ってきてくれた。


私たちが選んだのは自宅での出産。


これは紫苑も賛成してくれて、私が一番リラックスできる環境でお産を迎えられるように一緒に準備をしてくれた。


なかなかお産が進まず、疲れ果てる私の横で、私以上に汗をかきながら支えて励ましてくれた紫苑。



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