記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
いつだってそばにいることを、桐乃に感じてほしい。

心に寄り添えるように抱きしめ続ける。




「そばにいる」
「うん」



離れない。
そばにいる。

生きてさえいれば、俺たちは強くなれる。
一緒にいれば。

「愛してる」
「私も。」
「私も?」
「愛してる。」
恥ずかしそうにうつむく最愛の妻を抱きしめながら、限りを知らない愛情がまたあふれ出す。
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