一目惚れ婚~美人すぎる御曹司に溺愛されてます~
第16話 私たち、結婚しました!?
支払いのために窓口まで行くと、不思議そうな顔をされた。
「あの、清中ですが、お金の支払いを……」
「清中さん? どうかしましたか?」
――それは私のセリフだ。
若い事務員から、ベテランの事務員に窓口が変わっていた。
なぜ、不思議そうな顔をされるのかわからない。
「入院費の支払いをしたいのですが……」
「先ほど、支払いが終わりましたけど。ほら、あの方が支払われて」
事務員さんが指さした方向に目をやると、そこにはリセがいた。
「リセ!?」
今日のリセはスーツ姿じゃなくて、グレーのロングカーディガンと黒のインナー、ショールとサングラス。
そして、メイクもバッチリしているから、モデルのリセである。
――昨日はモデルを頼まれたからやってるなんて言ってたけど、本人はノリノリなんじゃ!?
ひなびた山奥もリセがいるだけで、ファッション誌の一ページになる。
どこからどうみても一般人には見えない。
若い事務員が窓口にいなくて、本当によかった。
院内にいる人が、全員集まってくる勢いである。
リセは軽く手招きし、駐車場を指差す。
「ま、まって!」
「あの、清中ですが、お金の支払いを……」
「清中さん? どうかしましたか?」
――それは私のセリフだ。
若い事務員から、ベテランの事務員に窓口が変わっていた。
なぜ、不思議そうな顔をされるのかわからない。
「入院費の支払いをしたいのですが……」
「先ほど、支払いが終わりましたけど。ほら、あの方が支払われて」
事務員さんが指さした方向に目をやると、そこにはリセがいた。
「リセ!?」
今日のリセはスーツ姿じゃなくて、グレーのロングカーディガンと黒のインナー、ショールとサングラス。
そして、メイクもバッチリしているから、モデルのリセである。
――昨日はモデルを頼まれたからやってるなんて言ってたけど、本人はノリノリなんじゃ!?
ひなびた山奥もリセがいるだけで、ファッション誌の一ページになる。
どこからどうみても一般人には見えない。
若い事務員が窓口にいなくて、本当によかった。
院内にいる人が、全員集まってくる勢いである。
リセは軽く手招きし、駐車場を指差す。
「ま、まって!」