政略結婚かと思ったら溺愛婚でした。
「出来る?」
「はい」
大丈夫。だって、慎也さんなのだもの。
浅緋が大好きで、ずっと一緒にいたい人なのだ。
こんな風に優しく浅緋を見守ってくれる人だ。
浅緋が傷つくことも、嫌がることも絶対にしない。
ただ、ひたすらに浅緋のことを想って大切にしてくれる人。
ゆっくり近づいた浅緋は片倉の唇に自分の唇をそっと重ね合わせた。
そうして、少しだけちゅ……と音をさせる。
その音に反応したかのように、浅緋の手に自分の手を重ねていた片倉が、浅緋をきゅうっと抱きしめた。
前と同じように深くなったキスは、浅緋の舌と片倉の舌が何度も絡み合うものだ。
その擦れあう感覚に背中が痺れるような感じになるのも前と同じだ。
むしろ、前よりも浅緋はとろけそうな心地になった。
もう絡み合う、と言うよりも蹂躙されているかのような、その刺激に浅緋の身体から力が抜けていってしまう。
「はい」
大丈夫。だって、慎也さんなのだもの。
浅緋が大好きで、ずっと一緒にいたい人なのだ。
こんな風に優しく浅緋を見守ってくれる人だ。
浅緋が傷つくことも、嫌がることも絶対にしない。
ただ、ひたすらに浅緋のことを想って大切にしてくれる人。
ゆっくり近づいた浅緋は片倉の唇に自分の唇をそっと重ね合わせた。
そうして、少しだけちゅ……と音をさせる。
その音に反応したかのように、浅緋の手に自分の手を重ねていた片倉が、浅緋をきゅうっと抱きしめた。
前と同じように深くなったキスは、浅緋の舌と片倉の舌が何度も絡み合うものだ。
その擦れあう感覚に背中が痺れるような感じになるのも前と同じだ。
むしろ、前よりも浅緋はとろけそうな心地になった。
もう絡み合う、と言うよりも蹂躙されているかのような、その刺激に浅緋の身体から力が抜けていってしまう。