前に進む方法。
「よろしく。」


声をかけられたけど、まぁ神林の方を見れるわけなく、下を向いたまま会釈だけした。


ガタッ


そのまま神林は座り、ホームルームが続けられた。


キーンコーンカーンコーン♪


ホームルームが終わればお決まりの質問タイム。


転校生の神林の周りに一斉に人が集まって質問の嵐


「どこから来たの!?」
「なんでこの時期に?」
「彼女いる!?」
「好きなタイプは?」
「何回告白された?」


私は隣に大きな集団ができて席に居づらくなったから、トイレに逃げた。
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