初恋グラフィティ
エッチの最中はそうでもなかったけど、終わってからまた気分が悪くなった私は、
ユキちゃんが夕飯を作ってくれている間、そのままふとんの上で横になっていた。
1時間くらい経った後。
「ご飯だよ。起きれる?」
ユキちゃんがそう言いながら、部屋に夕飯を運んできた。
「う…ん」
けれど無理矢理起き上がると、私はまた言いようのない吐き気に襲われた。
テーブルの上にユキちゃんが作ってくれたご飯とおかずがのっていたんだけど、
そのにおいに何だか胸がムカムカした。
「やばっ…!」
再び吐き気をもよおした私。
すぐに立ち上がったけどトイレまでは間に合わなくて、私は台所の流し台で再び吐いてしまった。