夏の風
あたしは携帯とにらめっこしながら考え込んでいた
「亜耶、今日お茶ど〜する?」
「えっ?」
「やだ、亜耶疲れてるの?今日のお茶!」
「あっ、ごめん絵里!用事出来ちゃった!」
「なに?なに?丈流くん?」
「うん…まぁね」
「良かったじゃん!夏休みも終わるし頑張ってきなよ!」
「そう、そう、夏休みに初体験済ました絵里みたいにね?」
「いや〜!!メグはそればっかり!もう、言わなきゃ良かった!」
プンプンしている絵里を連れてテーマパークの最寄り駅に向かう
駅に着き、メグとまだプンプンしている絵里にバイバイしあたしは丈流くんに会うため電車に乗った
ここから丈流くんの地元の駅は4つめ
駅にはきっと丈流くんが迎えに来ている
あたしはそう思うだけで心臓がドキドキした