夏の風


あたし達3人は吉永さんを起こさないようにヒソヒソと夜更けまで話した


12時を過ぎた頃からあたしは眠くなり、ウトウトし始めた



「亜耶?眠いなら寝た方が良いよ?」


サキの言葉に頷きながら浅い眠りに着いた








「…………だよね…」


「……あたしも前から思ってた……やって…ブリッコだよね…」





………ん?誰の事?



まさか……あたし?!



二人の話し声が煩くてあたしは目を覚ましていた


そんなあたしの耳に恐ろしい会話が届いた








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