夏の風


「そうだ!亜耶に言おうと思ってたんだけど、今度中学の同窓会計画があって、人手不足だから幹事一緒にやってくれない?」



「同窓会?!楽しそう!幹事やるやる!!」



「よかったぁ〜!じゃぁさ、早速なんだけど今度の日曜日、駅前のリベルに午後2時集合だから」


「うん。わかった!
であたし達の他には?」


「あとは男連中。
コウキと瀬戸と陽斗だよ」


「ふ〜ん…みんな久しぶりだな〜」



「じゃ、遅れないでね!」


マキはそう言うと、あたしが絡めていた腕を解いてさっさと駅の方へ行ってしまった






< 135 / 279 >

この作品をシェア

pagetop