夏の風


そんな音にうっとりしながら大きな岩に2人で座り夜空を眺めてたとき





「亜耶……」


「ん〜?何?」




「俺と付き合ってくれる?」





「………えっ?何?」



「幹事の集まりやってるときからずっと気になってた」



「えっ…でも…千絵…」


「千絵はもう、全然関係ないだろ?」



そうじゃなくて…あたしは千絵みたいに美人じゃない



陽斗とはとても釣り合わない






< 163 / 279 >

この作品をシェア

pagetop