夏の風


ディズニーランド内はすっかり暗くなり、ライトアップされたアトラクションがキラキラしていてすごく綺麗だった



ご飯が食べ終わると、陽斗は



「そろそろ帰るか!」



と言い、名残惜しそうなあたしの手を引きディズニーランドを後にした




電車に乗り、今日泊まる予定のホテルに向かう



と、いっても予約してるわけでもないただのラブホテルらしい




あたしは段々と心臓が早くなるのを感じた



陽斗は余裕の表情であたしの肩にもたれかかって眠っていた







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