夏の風


「今の…亜耶の妹?」



「そうだけど?」



「全然似てねぇな…妹の方がかなり可愛いじゃん!」






これが彼氏の言葉??




あたしはまたグサリと傷ついた



「妹、彼氏いるの?」



「いるよ…」



「なんだぁ〜いるのか〜まぁ、あんだけ可愛きゃ当然だな」



ヤッパリ最低…




あたしはもう、陽斗の顔を見ることも出来なかった






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