夏の風


「え〜…何か信じられないなぁ」



「世の中、物好きもいるもんだろ?
見たくねぇの?ヤスの女」




「…見たい!!」



「だろ?じゃ、行こうぜ!」



「でも、いきなり行ったら悪くない?」



「大丈夫だよ!」



「しかも、お邪魔じゃない??」



「まさか、歓迎されるよ」



「じゃ、せめて手土産でも…」



「そんな気遣いいらねぇよ」



「でも…やっぱり悪いし…せめて行く前に連絡くらい…」







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