夏の風
「美味し〜い!!
こんな美味しいチャーハン食べたことない!」
「本当?良かった!まだ沢山あるからおかわりしてね」
と言ってナナさんはキッチンへ戻った
「亜耶、調子いいなぁ〜!ナナさん、すっげぇご機嫌だぜ!」
丈流くんはまたヒソヒソとあたしに話しかけた
「本当のことだもん!」
「そうか?俺には演技に見えたぜ」
「もうっ!違うってば!」
『ピ〜ン、ポ〜ン』
「おっ!ご主人様のお帰りだぜ!」
「は〜い」
ナナさんの甘い声が響きわたる
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