夏の風
高校生のアルバイトだったころから比べてもその忙しさと、責任は比較にならないくらい大変だった
昔のアルバイト仲間はみんなそれぞれ就職してしまい、もうここにはいない
でも、その忙しさがかえってあたしを孤独から救ってくれた
閉園後、今日は大入りが出てアルバイトのみんなは疲れも忘れ喜んでいた
「亜耶さ〜ん!大入り出たし、カラオケ行きません?」
高校生アルバイトの中で一番人懐っこい杉村理央ちゃんが話しかけてきた
「そうだね〜疲れたけど、たまには行く?」
「ヤッタァ!!」
理央ちゃんは、大喜びでみんなに伝えに行った
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