ずるすぎる幼なじみと甘々ふたりぐらし。

って、どう反応したらいいかわかんないよっ。

美雪ちゃ~ん、早く来て~!


「おっ?」


すると、真柴くんの視線がの耳の下の方へ。


「へー……気づかれないうちにつけるなんて、伊緒くんは策士だね」


さくし?

よくわかんないけど。

伊緒くん、私になにしたんだろう。


「ちょっと、私の可愛いモモになにしてるの?」


そこへようやく美雪ちゃんが登場。


「助かったぁ~」


美雪ちゃん!!!

思わずガシッと美雪ちゃんの腰にしがみつくと、真柴くんは意味深に笑いながらどこかへ行ってしまった。
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