Re:ha:Next step study ~鬼指導教官にもっとやられっぱなし?!
「もうすぐ3時か~。真緒、どこか行きたいところ、ない?」
カレーライスを食べ終わり、ダイニングテーブルでまったりとしていた時に岡崎先生があたしに聞いてくれた。
『名古屋・・・全然わからないんで・・・・』
「そうだよな。どうしようか・・・誕生日だしな」
岡崎先生が悩む姿もレア
しかも、塩対応指導教官だった彼があたし絡みで悩んでいるなんてレアすぎる
あたしの誕生日ごときで悩むなんて
今のこの時間が尊いよ・・・
「じゃあ、行きたいところじゃなくて、やりたいことは?」
『やりたいこと・・・ですか?』
う~んと腕組みしたまま、やりたいこと探しをしようと視線を動かした瞬間。
視界に入ったのは、テーブルの上に置いたままだった、純夏ちゃん特製弁当の山。
コンドーム、栄養ドリンク(男の人が飲むらしいやつ)、スケスケ下着
それらがお弁当の中に入ったままと思うと嫌でも意識してしまう
あたしの2回目のエッチはいつになるのかって・・・
だって初めての相手は目の前にいるんだよ?
初めての相手であり、あたしに肌を重ねあうことも幸せなんだという感情をもたらせてくれるということを教えてくれた相手が・・・
しかも、必須アイテムらしいものも目の前に揃ってる
そう思っても仕方ないじゃない
『あたし・・・』
あたしの視線を追いかけていたらしい岡崎先生がしれっとあたしの視線を追うのをやめている。
多分、岡崎先生はあたしが何を見ていたのかを気がついたんだ
エッチしたいと思っていることも
でも、視線を逸らしたということは
彼はあたしと同じ想いではないということなのかな?
そういえば、彼はお母さん特製お弁当を開けて、直に例のエッチ必須アイテムに目の当たりにしても、カレーライスを食べることに意識を向け替えたし・・・
あたし、まさか、初めてのエッチで何かやらかした?!
無我夢中だったから、やらかしたことあっても覚えてない!!!
でも、もしそうなら、そんな状態でまたエッチしたいなんて言っちゃダメなのかも・・・
考えなきゃ
今、あたしがやりたいこと
岡崎先生と一緒にやりたいことを・・・
岡崎先生と一緒に・・・
『あっ!!! 約束、まだ、果たしてないです!!!!』