桜を木の下で

夢に向かって

夢に向かって歩いてる2人だから仕方なかったのかもしれない。
 もっと頑張れたのかもしれない。
でも、私には出来なかった。

あの桜がこの年もキレイに咲いた。
でも、散っていく花びらが切なく悲しかった。

そして、私は大学生になった。
颯太は、プロとして、サッカーを本格的に始めるため、木島市に移住した。

みんなバラバラになった。
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