お前に愛を捧げる〜精神科ドクターの情愛
第四章 愛してる
玲子と僕はマンションへ到着すると、僕は玲子を抱き寄せた。

そして玲子の唇を塞いだ。
お互いに息が荒くなり、感情が我慢の限界を超えた。

「玲子、玲子」

「ああ、光、好き、大好き」

「僕も大好きだよ、玲子、ずっと一緒にいような」

朝までキスの嵐は止む事はなかった。

白々と夜が明けて、朝日が差し込んでいた。

隣で寝ているはずの玲子を探した。

「玲子、玲子」

「はい、キッチンよ」

「まだ、ゆっくりベッドに入っていようぜ、今日は休みなんだから」

「うん、でもお腹空いちゃったの」

「そうか、じゃ、朝飯食うか」

二人でキッチンに立って朝食を作り始めた。

「そうだ、玲子の親父さんに結婚の許可貰ったぞ」

「えっ?嘘!」

「嘘じゃねえよ、玲子の気持ち次第だって言ってた」

「そうなんだ」

「僕が医者だって言ったら、親父さんすごく食いついて来て根ほりは掘り聞かれたよ」

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