【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
「機材トラブルか?」





八雲は異変に気づいてプロジェクターに近づき、調子を確認する。






しかしプロジェクターは一向に反応しない。







「八雲くん。プロジェクター動きそう?」







心配になった依乃里と昴は様子を見に来た。






依乃里たちが不安になっていると、説明会に来た中学生たちも不安を感じ始めた。






「どうしたんだろう」






「このまま見れないのかな?」






「大丈夫…だよね?」






後輩たちが不安になってきている。先輩の私が不安になんてなっている暇ないのに。







けど、私に何が出来るの?






こんな大変な中、私ならどうする?
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