【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
翌日、回復した依乃里はいつも通り学校に登校した。
ポーチに薬を入れたからこれでしばらくはもつよね。昨日みたいに忘れたら大変だから気をつけないと。
「榛名ちゃんおはよう。今日は体調良さそうだね」
「ご心配をおかけしました。薬も補充したのでもう大丈夫です」
「それでも調子が悪くなったら言ってね。昨日みたいなことはもうこりごりだから...」
先輩…。やっぱりまだ気にしていたんだ。
「誰のせいで倒れたのか分かってんのか?」
誰?
階段の上から声が聞こえてきて見上げるとそこには一人の男子生徒が。
光の反射で顔が見えないため誰だか分からなかったが、階段から下りてくるうちに顔が徐々に見えてきた。
その人物に依乃里と昴は驚いた。
「明星さん!?なんでうちの学校に?!」
「改めまして明星タイムこと、東 八雲(ひがし やくも)です。よろしくねリアちゃん」
ポーチに薬を入れたからこれでしばらくはもつよね。昨日みたいに忘れたら大変だから気をつけないと。
「榛名ちゃんおはよう。今日は体調良さそうだね」
「ご心配をおかけしました。薬も補充したのでもう大丈夫です」
「それでも調子が悪くなったら言ってね。昨日みたいなことはもうこりごりだから...」
先輩…。やっぱりまだ気にしていたんだ。
「誰のせいで倒れたのか分かってんのか?」
誰?
階段の上から声が聞こえてきて見上げるとそこには一人の男子生徒が。
光の反射で顔が見えないため誰だか分からなかったが、階段から下りてくるうちに顔が徐々に見えてきた。
その人物に依乃里と昴は驚いた。
「明星さん!?なんでうちの学校に?!」
「改めまして明星タイムこと、東 八雲(ひがし やくも)です。よろしくねリアちゃん」