【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
episode2
資格
憧れのVtuber、明星タイムがなんと私たちと同じ高校に通う生徒でした。
「明星さんが同じ学校の生徒?」
「驚いたか?しかもリアちゃんと同じ学年で、隣のクラスだ」
「えぇ?!今まで分かりませんでした」
同じ学年で隣のクラス。こんなに近くにいたのに気づかなかった。
それに口調もちょっと違う。優しい系というより、俺様系の話し方かな?
「その上靴の色…先輩だったんですね。昴先輩?」
依乃里たちの学校の指定靴は学年ごとに色が違い、一年生は赤、二年生は白、三年生は緑という色分けとなっている。
「そうみたいだね。まさか明星タイムが年下だったなんて」
「ふっ。リアちゃん、改めてよろしく」
「は、はい!えっと、リアではなく、本名は榛名依乃里といいます。こちらこそよろしくお願いします」
明星タイムが同じ学校の生徒だとまだ信じきれていない依乃里は自然に敬語になってしまう。
「敬語じゃなくていいよ。それに俺のことは八雲でいいから。依乃里」
・・・!
いきなり推しに名前で呼ばれるのはインパクトが大きい!
「明星さんが同じ学校の生徒?」
「驚いたか?しかもリアちゃんと同じ学年で、隣のクラスだ」
「えぇ?!今まで分かりませんでした」
同じ学年で隣のクラス。こんなに近くにいたのに気づかなかった。
それに口調もちょっと違う。優しい系というより、俺様系の話し方かな?
「その上靴の色…先輩だったんですね。昴先輩?」
依乃里たちの学校の指定靴は学年ごとに色が違い、一年生は赤、二年生は白、三年生は緑という色分けとなっている。
「そうみたいだね。まさか明星タイムが年下だったなんて」
「ふっ。リアちゃん、改めてよろしく」
「は、はい!えっと、リアではなく、本名は榛名依乃里といいます。こちらこそよろしくお願いします」
明星タイムが同じ学校の生徒だとまだ信じきれていない依乃里は自然に敬語になってしまう。
「敬語じゃなくていいよ。それに俺のことは八雲でいいから。依乃里」
・・・!
いきなり推しに名前で呼ばれるのはインパクトが大きい!