【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
寒空の告白
ー八雲sideー
「明星。後で配信に出てくれよ」
こいつは同じ配信者仲間。会場に入った時に会った奴と同じで、配信を始めた頃からの顔なじみ。
「おう、いいぜ。今日は何やるんだ?」
ゲーム実況メインの奴だが、大きなイベントとなればゲーム以外にもトークや歌枠などもやる。
「このパーティーのことと、お前の彼女のこととかな」
こいつ勘違いしてるな。まだそんな関係じゃねーし。
今日でそれがどうなるか決まるが、まだ黙っておこう。
「俺らはただの同級生だ。それにアイツは配信に出る側じゃなくて、観る側だ」
それも結構熱狂的な。お前のことも知ってんだぜ?
可愛い子好きだから言ったら喜ぶだろうな。
ぜってー近づけさせねーけど。何かあったら怒られるの俺だし。
殴られるだけじゃ済まなそうだしな。
「ふーん。まぁいいや。俺は配信に付き合ってくれればいいし。また後でな」
「明星。後で配信に出てくれよ」
こいつは同じ配信者仲間。会場に入った時に会った奴と同じで、配信を始めた頃からの顔なじみ。
「おう、いいぜ。今日は何やるんだ?」
ゲーム実況メインの奴だが、大きなイベントとなればゲーム以外にもトークや歌枠などもやる。
「このパーティーのことと、お前の彼女のこととかな」
こいつ勘違いしてるな。まだそんな関係じゃねーし。
今日でそれがどうなるか決まるが、まだ黙っておこう。
「俺らはただの同級生だ。それにアイツは配信に出る側じゃなくて、観る側だ」
それも結構熱狂的な。お前のことも知ってんだぜ?
可愛い子好きだから言ったら喜ぶだろうな。
ぜってー近づけさせねーけど。何かあったら怒られるの俺だし。
殴られるだけじゃ済まなそうだしな。
「ふーん。まぁいいや。俺は配信に付き合ってくれればいいし。また後でな」