性別のない幽霊くん。
『凄い凄い!!あの、窓から見る星よりずっといいよ!』
「あたりまえである、われが連れてきた場所であるからな!」
と言うとふっと見慣れた笑みを浮かべた。
われが見たかった笑顔だった。
われは、満足していた。
人間も満足していた。
すると突然人間は目を瞑って寝っ転がった。
「人間?」『ねぇ、君、今までありがとう』
と言った、われは意味がわからなかった。
今までありがとう…?人間はまだ生きているのに?
「おいおい、それは死ぬときに言う台詞だぞ」と笑いながら言うけれど、人間は返事をしない。
「あたりまえである、われが連れてきた場所であるからな!」
と言うとふっと見慣れた笑みを浮かべた。
われが見たかった笑顔だった。
われは、満足していた。
人間も満足していた。
すると突然人間は目を瞑って寝っ転がった。
「人間?」『ねぇ、君、今までありがとう』
と言った、われは意味がわからなかった。
今までありがとう…?人間はまだ生きているのに?
「おいおい、それは死ぬときに言う台詞だぞ」と笑いながら言うけれど、人間は返事をしない。