性別のない幽霊くん。
われはあてもなく、オレンジ色の空の下を歩いていた、だが、あっという間に時間は過ぎ、あたりは真っ暗。
暗闇に目を奪われ、何かに躓き転けてしまった。空にはあのとき見た星が見えた。
窓から見るより綺麗に見えて、人間に見せてやりたいと思った。
だが、それができるのもあと数日、人間には、歩く気力もないだろう、われは担ぐ力もないのでそれは無理だとおもった。
でも、なんとか、生きる力を与えたかった、われなりに。
あの笑顔をもう一度見たかった。
あんな泣いた顔見たくなかった。
暗闇に目を奪われ、何かに躓き転けてしまった。空にはあのとき見た星が見えた。
窓から見るより綺麗に見えて、人間に見せてやりたいと思った。
だが、それができるのもあと数日、人間には、歩く気力もないだろう、われは担ぐ力もないのでそれは無理だとおもった。
でも、なんとか、生きる力を与えたかった、われなりに。
あの笑顔をもう一度見たかった。
あんな泣いた顔見たくなかった。