僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
ブラの下部から指をそっと差し入れて滑らかな肌に直に触れながら、あ、今日の葵咲ちゃん、フロントホックだ、と気がついた。
「……外すね」
後ろからガッチリと葵咲ちゃんを抱え込んだまま、耳元に吐息とともにそんな声を吹き込んだら、葵咲ちゃんが「っ、……えっ?」と疑問符混じりの吐息を漏らして。
パチンッと胸前で前が開けられたと同時に、「ひゃぁっ」と小さく悲鳴を上げてコタツの天板に突っ伏しそうになる。
「おっと」
僕はそれを、葵咲ちゃんの胸に触れたままの両手で阻止すると、
「ダメだよ、葵咲。それじゃ、僕がキミの胸に触れなくなっちゃう」
言って、「ね、葵咲。ここじゃ、セレもいるし、寝室行かない?」と尋ねてから、葵咲ちゃんの首筋にチュッと音を立てて吸い付いた。
そうして追い討ちをかけるみたいに、その刺激に重ねて胸に伸ばした手で両方の色づきの先端を軽く摘んで彼女を追い上げるんだ。
「あんっ、やぁ、っ、理人っ」
途端、葵咲ちゃんが胸に触れる僕の手を、服の上からギュッと掴んできて。
でも、だからといって本気で止めるつもりはないのだと、その力加減から僕は瞬時に悟った。
「……外すね」
後ろからガッチリと葵咲ちゃんを抱え込んだまま、耳元に吐息とともにそんな声を吹き込んだら、葵咲ちゃんが「っ、……えっ?」と疑問符混じりの吐息を漏らして。
パチンッと胸前で前が開けられたと同時に、「ひゃぁっ」と小さく悲鳴を上げてコタツの天板に突っ伏しそうになる。
「おっと」
僕はそれを、葵咲ちゃんの胸に触れたままの両手で阻止すると、
「ダメだよ、葵咲。それじゃ、僕がキミの胸に触れなくなっちゃう」
言って、「ね、葵咲。ここじゃ、セレもいるし、寝室行かない?」と尋ねてから、葵咲ちゃんの首筋にチュッと音を立てて吸い付いた。
そうして追い討ちをかけるみたいに、その刺激に重ねて胸に伸ばした手で両方の色づきの先端を軽く摘んで彼女を追い上げるんだ。
「あんっ、やぁ、っ、理人っ」
途端、葵咲ちゃんが胸に触れる僕の手を、服の上からギュッと掴んできて。
でも、だからといって本気で止めるつもりはないのだと、その力加減から僕は瞬時に悟った。