僕らの紡いだ音！
お出かけ
ー土曜日。
俺ら３人はとある有名事務所の一室に呼ばれた。
この前のあわせからようやく連絡が入ってこの場所に来てほしいとメールが来ていたため、かれこれ３０分前からきていた。
「でも、受付で怪しまれるとは思ってなかった。」
「確かに、呼んだなら連絡入れておけよ…。」
３人でため息をついているのは、先ほどの受付でのことだ。
「…今日は誰も来るようなことは言われてませんけれど…。」
「いや！このメールを見てくださいよ！」
「ああ、こういうの最近増えているんですよ。偽物のメールではないでしょうか？」
「とにかく確認だけでもしてもらえませんか？」
「その必要はないかと思いますが？」
「確認だけでいいんで！お願いします！」
そういってようやく確認をしてもらい、この部屋に案内された。

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表紙・目次

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