僕らの紡いだ音!
「社長、どうするの?」
萌香は社長室についた早々、そう投げかけた。
その言葉に風見は何も言えなかった。
「まさか、あんなに考えが甘いとはな…。」
「どこにも属せなかったのは多分そういう考えがあったからなんだろうね…。」
「……萌香、明日の仕事は?」
「offだよ。それがどうしたの?」
「よし、じゃあ明日出かけるぞ。」
「えっ…?」
そういうと風見はさっきいた部屋まで走っていった。
その後姿を見て萌香は彼らの言葉を思い出しながら自分たちの時のことを思い出してた。
「お前らは今後どうなりたい?」
「私たちは、全世界、宇宙にまで私たちの存在を知らしめたい!そして、私たちが生きててもいいんだって叫びたい!」
あれから、もうすぐ10年たとうとしている―。
いまだに萌香の両親は連れ戻そうとしている。それでも、歌うことをやめられない。
あんな事件があったのに、まだ足りない。
もっと、もっと歌わないと。
私ができることはもう、歌うことだけだから―。
萌香は社長室についた早々、そう投げかけた。
その言葉に風見は何も言えなかった。
「まさか、あんなに考えが甘いとはな…。」
「どこにも属せなかったのは多分そういう考えがあったからなんだろうね…。」
「……萌香、明日の仕事は?」
「offだよ。それがどうしたの?」
「よし、じゃあ明日出かけるぞ。」
「えっ…?」
そういうと風見はさっきいた部屋まで走っていった。
その後姿を見て萌香は彼らの言葉を思い出しながら自分たちの時のことを思い出してた。
「お前らは今後どうなりたい?」
「私たちは、全世界、宇宙にまで私たちの存在を知らしめたい!そして、私たちが生きててもいいんだって叫びたい!」
あれから、もうすぐ10年たとうとしている―。
いまだに萌香の両親は連れ戻そうとしている。それでも、歌うことをやめられない。
あんな事件があったのに、まだ足りない。
もっと、もっと歌わないと。
私ができることはもう、歌うことだけだから―。