私たちと俺たちの青春(1ページ)
1.プロローグ
突然何?って思うかもしれないけれど、人間不信になったりしませんか?
私はなります。なっています。クラスでは常に1人誰かと話すなんてなく友達もいない。内気で常に下を向いていて、よく何を考えてるか分からないって言われます。そんな私でも小学生の頃は明るかったと思います。中学生になりあんな出来事さえなければ、あの人たちのように楽しく過ごすことができたのかな。
そして、教室の廊下側の1番後ろの席に集まっている男子3人組をちらりと横目で見た。
「なぁ、れお?」
「なんだ?」
「もうすぐ中間テストで、しかも俺らって2年だろ?1年の頃に習った事がでてくるからさ、1年の内容ってあまり覚えてないんだよ」
「そうだな」
「だから、勉強教えて欲しいなぁなんて?」
「ああ!それなら僕も教えてよ!!」
「まぁいいけど。本当にちゃんとするんだろうな?特に優」
「俺はする!と言うか今までもちゃんとしてたし」
「も、もちろん!やくそくするよ!うん!」
「約束だからな途中で寝たりするなよ?」
「も、もちろんっ!!」
彼らは、学年で人気のある人達だ。最初に聞こえて来た声の人の名前は、藤田 隆二(ふじた りゅうじ)運動神経がよくクラスのリーダー的存在でみんなを引っ張って行ってくれて誰にでも優しくて友達を作るのが凄く上手い。誰も怒ったことろを見たことがない程に温厚。
そんな藤田 隆二が声を掛けた人物の前は檜山 玲音(ひやま れおん)成績優秀で運動神経もよく、女子人気が高い。藤田 隆二みたいにクラスを引っ張って行く事はなくどちらかと言えばストッパー的な立ち位置にいる。クールで大人な雰囲気がある。
そんな2人の会話に入ってきたもう1人の名前は今井 優(いまい ゆう)彼は頭は良くないが学年1と言っていいほど運動神経がよく、明るくてクラスのムードメーカー的存在で隆二と2人でクラスのみんなを引っ張って行ってくれる。2人に比べると少し背が小さく、可愛らしい顔つきをしているためよく女子生徒のおもちゃにされがち。
でも、今の私には関係の無いこと、卒業してしまえば関わりなんてなくなり、私の存在なんて忘れるのだから。
「みんなー、席いついてー!」
女の先生の声が聞こえみんな席に着いて。今日最後の時間HR(ホームルーム)が始まった。
先生の話が終わり皆それぞれのやる事をやっている。部活に行く人もいれば教室に残って話をしてる人もいれば、そうそうに帰る人もいる。
そうそうに帰る人の中でも1番早く帰る女子生徒がいる。彼女の名前は、愛咲 美希(あいざき みき)。この物語の主人公でもある彼女。
美希はカバンを手に持ちそうそうに教室をでた。行く先は、最近よく行く商店街の中にある本屋さんだ。商店街は1駅隣にあるため、電車で行ったり、歩いていったりなどバラバラだ。
教室を出て玄関まで行き靴に履き替え今回は電車で行くので駅まで歩いて行った。
駅に着くと当たり前だが制服を着ている学生が多く違う学校の制服を着ている人もいた。
隣の駅に到着し電車から降り商店街の中にある本屋に到着し欲しい本があったのでレジまで持っていき財布を取り出そうとしたが、
(ど、どうしよう。財布がない。明日定期の更新する予定だったから多めに入れてたんだけど)
美希は一旦外に出て近くのベンチに腰掛けて再度しっかりと探したがやはり見当たらず、気分は最底辺まで落ちていった。
(帰ったらお母さんになんて言おう。とりあえず明日学校に朝一で行って机の中を確認してからお母さんに報告しよう)
隆二side
HR(ホームルーム)が終わり、隆二と優は廊下側の1番後ろの席の玲音ところに集まりこの後何をするか話をしていて、1人の女子生徒が教室を出る時に何か落としたのに隆二が気づいた。
「あ、あの子何か落としたけど」
「ん?ほんとだな。よっと、ほら隆二教えてやれ」
「あぁ。ってこれ財布じゃん!そこの女子生徒ー!落としたよー!おーいって気づいてないな!ちょっと追いかけてくるわ」
「それならそのまま荷物も持って行け俺らも出るから」
「そうだねー。それに財布ないとあの子も絶対困るよー」
「わかった!おーい!」
そう言って隆二は女子生徒を追いかけて玄関まで行ったが既にどこにも女子生徒はいなかった。
隆二は先生に渡そうか迷っていると、玲音と優が追いついたようだった。
「どうだったー?わたせたー?」
「もうどこにもいなかった。先生に渡しに行くか。確かあの子の名前は、愛咲 美希,,,,,,だったよな」
「そーだっけ?」
「うん!そーだよ!愛咲さんだね!相変わらず玲音は名前覚えるの苦手だねぇ」
「れおは相変わらずだな。さて、渡しに行くか」
「なんなら、お前が明日直接渡せば?」
「んー、どうしようかな」
「まぁ、直接渡すかどうかはお前が決めればいい」
「直接渡して、ついでに仲良くなっちゃいなよっ!まだ彼女とは1度も喋った事ないでしょ?まぁ、僕もないけど!」
「それなら明日直接渡すことにするわ」
「そっか。そうだ、この後はうちに来るか?」
「そうするか」
「れお、何か作ってよ!」
「気が向いたらな」
隆二達は靴に履き替え玲音の家に行くことにした。
(明日、朝一で学校来てみるか。多分探すなら誰も居ない時だろうし。そもそも学校に忘れたとも思わないか。でも一応朝一で来てみていなかったら屋上で横にでもなってたらいいか)
突然何?って思うかもしれないけれど、人間不信になったりしませんか?
私はなります。なっています。クラスでは常に1人誰かと話すなんてなく友達もいない。内気で常に下を向いていて、よく何を考えてるか分からないって言われます。そんな私でも小学生の頃は明るかったと思います。中学生になりあんな出来事さえなければ、あの人たちのように楽しく過ごすことができたのかな。
そして、教室の廊下側の1番後ろの席に集まっている男子3人組をちらりと横目で見た。
「なぁ、れお?」
「なんだ?」
「もうすぐ中間テストで、しかも俺らって2年だろ?1年の頃に習った事がでてくるからさ、1年の内容ってあまり覚えてないんだよ」
「そうだな」
「だから、勉強教えて欲しいなぁなんて?」
「ああ!それなら僕も教えてよ!!」
「まぁいいけど。本当にちゃんとするんだろうな?特に優」
「俺はする!と言うか今までもちゃんとしてたし」
「も、もちろん!やくそくするよ!うん!」
「約束だからな途中で寝たりするなよ?」
「も、もちろんっ!!」
彼らは、学年で人気のある人達だ。最初に聞こえて来た声の人の名前は、藤田 隆二(ふじた りゅうじ)運動神経がよくクラスのリーダー的存在でみんなを引っ張って行ってくれて誰にでも優しくて友達を作るのが凄く上手い。誰も怒ったことろを見たことがない程に温厚。
そんな藤田 隆二が声を掛けた人物の前は檜山 玲音(ひやま れおん)成績優秀で運動神経もよく、女子人気が高い。藤田 隆二みたいにクラスを引っ張って行く事はなくどちらかと言えばストッパー的な立ち位置にいる。クールで大人な雰囲気がある。
そんな2人の会話に入ってきたもう1人の名前は今井 優(いまい ゆう)彼は頭は良くないが学年1と言っていいほど運動神経がよく、明るくてクラスのムードメーカー的存在で隆二と2人でクラスのみんなを引っ張って行ってくれる。2人に比べると少し背が小さく、可愛らしい顔つきをしているためよく女子生徒のおもちゃにされがち。
でも、今の私には関係の無いこと、卒業してしまえば関わりなんてなくなり、私の存在なんて忘れるのだから。
「みんなー、席いついてー!」
女の先生の声が聞こえみんな席に着いて。今日最後の時間HR(ホームルーム)が始まった。
先生の話が終わり皆それぞれのやる事をやっている。部活に行く人もいれば教室に残って話をしてる人もいれば、そうそうに帰る人もいる。
そうそうに帰る人の中でも1番早く帰る女子生徒がいる。彼女の名前は、愛咲 美希(あいざき みき)。この物語の主人公でもある彼女。
美希はカバンを手に持ちそうそうに教室をでた。行く先は、最近よく行く商店街の中にある本屋さんだ。商店街は1駅隣にあるため、電車で行ったり、歩いていったりなどバラバラだ。
教室を出て玄関まで行き靴に履き替え今回は電車で行くので駅まで歩いて行った。
駅に着くと当たり前だが制服を着ている学生が多く違う学校の制服を着ている人もいた。
隣の駅に到着し電車から降り商店街の中にある本屋に到着し欲しい本があったのでレジまで持っていき財布を取り出そうとしたが、
(ど、どうしよう。財布がない。明日定期の更新する予定だったから多めに入れてたんだけど)
美希は一旦外に出て近くのベンチに腰掛けて再度しっかりと探したがやはり見当たらず、気分は最底辺まで落ちていった。
(帰ったらお母さんになんて言おう。とりあえず明日学校に朝一で行って机の中を確認してからお母さんに報告しよう)
隆二side
HR(ホームルーム)が終わり、隆二と優は廊下側の1番後ろの席の玲音ところに集まりこの後何をするか話をしていて、1人の女子生徒が教室を出る時に何か落としたのに隆二が気づいた。
「あ、あの子何か落としたけど」
「ん?ほんとだな。よっと、ほら隆二教えてやれ」
「あぁ。ってこれ財布じゃん!そこの女子生徒ー!落としたよー!おーいって気づいてないな!ちょっと追いかけてくるわ」
「それならそのまま荷物も持って行け俺らも出るから」
「そうだねー。それに財布ないとあの子も絶対困るよー」
「わかった!おーい!」
そう言って隆二は女子生徒を追いかけて玄関まで行ったが既にどこにも女子生徒はいなかった。
隆二は先生に渡そうか迷っていると、玲音と優が追いついたようだった。
「どうだったー?わたせたー?」
「もうどこにもいなかった。先生に渡しに行くか。確かあの子の名前は、愛咲 美希,,,,,,だったよな」
「そーだっけ?」
「うん!そーだよ!愛咲さんだね!相変わらず玲音は名前覚えるの苦手だねぇ」
「れおは相変わらずだな。さて、渡しに行くか」
「なんなら、お前が明日直接渡せば?」
「んー、どうしようかな」
「まぁ、直接渡すかどうかはお前が決めればいい」
「直接渡して、ついでに仲良くなっちゃいなよっ!まだ彼女とは1度も喋った事ないでしょ?まぁ、僕もないけど!」
「それなら明日直接渡すことにするわ」
「そっか。そうだ、この後はうちに来るか?」
「そうするか」
「れお、何か作ってよ!」
「気が向いたらな」
隆二達は靴に履き替え玲音の家に行くことにした。
(明日、朝一で学校来てみるか。多分探すなら誰も居ない時だろうし。そもそも学校に忘れたとも思わないか。でも一応朝一で来てみていなかったら屋上で横にでもなってたらいいか)