二人の幼なじみに愛されてます
テニス部に入部届を提出して一週間。今日が初めての土曜日の練習だった。初日の休日部活に遅刻してはだめだと二人にモーニングコールを頼んでいた。まさか、家まで来てくれるとは思っていなかったけど。
「モーニングコールは? 」
「かけたけど、全然出てくれないから」
律くんの言葉に枕元にあるスマホを見ると着信履歴が数十件残っていた。
かけすぎでしょ。理央は一件だけで、ほとんど律くんの履歴だった。
「あ、着信音切ってたんだ」
「やっぱり」
「モーニングコールの意味なかったね。理央はこれ見越して、一回しか電話しなかったんだ」
律くんは笑って、理央に聞いた。
「起こしに行くほうが早いから」
理央は私の手にあるスマホを奪って画面を見た。
ちょっと、人のスマホ勝手に見ないでよ。
「モーニングコールは? 」
「かけたけど、全然出てくれないから」
律くんの言葉に枕元にあるスマホを見ると着信履歴が数十件残っていた。
かけすぎでしょ。理央は一件だけで、ほとんど律くんの履歴だった。
「あ、着信音切ってたんだ」
「やっぱり」
「モーニングコールの意味なかったね。理央はこれ見越して、一回しか電話しなかったんだ」
律くんは笑って、理央に聞いた。
「起こしに行くほうが早いから」
理央は私の手にあるスマホを奪って画面を見た。
ちょっと、人のスマホ勝手に見ないでよ。