二人の幼なじみに愛されてます
「仕方ないよ。そういえば、愛乃は部活どうするの? 」
律くんの言葉にさっき配られた入部届を思い出した。今日から一ヵ月以内に入る部活を決めなければいけない。一年生は強制的に部活に所属しなければならない決まりだった。
「もちろん、テニスだよ」
中学生のときもソフトテニス部に所属していて、高校でもそのつもりだった。
「律くんも理央もテニス部だよね」
「うん、愛乃と一緒」
「他にやりたいことないし」
優しく答える律くんに反して、理央はそっけなく答える。
二人とも私と同じく中学のときにソフトテニス部に所属していた。部活自体は男女で分かれていたけど、休日も三人で練習するほどだった。だから、二人もテニスが好きなことを知っている。理央だって、他にやりたいことないとか言いつつ、テニスが好きだからテニス部に入ることもお見通しだ。
律くんの言葉にさっき配られた入部届を思い出した。今日から一ヵ月以内に入る部活を決めなければいけない。一年生は強制的に部活に所属しなければならない決まりだった。
「もちろん、テニスだよ」
中学生のときもソフトテニス部に所属していて、高校でもそのつもりだった。
「律くんも理央もテニス部だよね」
「うん、愛乃と一緒」
「他にやりたいことないし」
優しく答える律くんに反して、理央はそっけなく答える。
二人とも私と同じく中学のときにソフトテニス部に所属していた。部活自体は男女で分かれていたけど、休日も三人で練習するほどだった。だから、二人もテニスが好きなことを知っている。理央だって、他にやりたいことないとか言いつつ、テニスが好きだからテニス部に入ることもお見通しだ。