雫な日常

運命の別れ道…

「聞いたこのままやったら保健所行きなんやって」


「そうなん誰か飼う人いてないのかな…」


「うちで飼おかな…
ちょっと見て来ても良い
直ぐ戻って来るから…」


と言って走って私達の所に来た人物


これが、ご主人様です。


私達を覗き込んでる男の子に話かけて

「飼うの」

「分からないっす
電話で親に聞いてみます」

「そうなんや…
3匹とも飼うの」

「それは無理っすね…
飼えても1匹だけですよ」

「そうやんなぁ…」

「飼うんすか」

「うーん…
私も旦那と子供に聞いてみやな分からんねん…。」

と言って二人は同時に携帯をかけだした。
< 4 / 22 >

この作品をシェア

pagetop