クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!
あれは………大月くん!
大月くんはヘルメットを脱ぐとにっこり笑い、バイクから降りる。
ほかのみんなもそれにならうようにバイクから降りた。
………みんなかっこよすぎでしょ。
ドラマでしか見たことない光景に呆気にとられる。
すると、
「ようやくMoonlightの幹部全員が揃ったみたいだなぁ。だけど、この勝負はこっちのもんだ。あれを見ろ」
金髪………の人が私の方を指さす。
みんな一斉に私を見た。
「俺らの大事な仲間に手を出すなんて。許せない。悪いがBLACKCATSはここで潰れてもらうよ」
低く、ドスの効いた声で相手を威嚇する大月くん。ほかのみんなも相手を睨んでいてとても怖い。
………みんな、ごめんね。
「行くぞっ!」
大月くんの掛け声とともにみんなが加勢した。さっきまでは太陽だけだったけど一気に形成逆転。
Moonlightのみんなはやっぱり強くて。
あっという間に敵は倒された。