秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
それから、楽しく夕飯タイムは過ぎていき……。
「おなかいっぱい」
お料理の種類も多いから、いつもより食べ過ぎてしまった。
膨れたお腹に手を当てる。
「今日は特別っていっても、すごすぎて……」
「別に特別じゃないよ? なあ?」
「まあ、そうだな」
椿くんに同意を求められた刹那くんも、軽くうなずく。
えっ? そうなの?
「ここのシェフは、一流ホテルで働いてたり、フランス料理のシェフだったりで、出てくるものがいちいちすごいんだよ」
「てことは……毎日こんな感じなの?」
「下のレストランはいろいろあるけど、エクセレント寮は、基本は毎年こんな感じらしい。要望をだせば、好みのものの作ってくれるみたい」
えーーーーーっ。