秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~

こうして見ると、イケメンさんはものすごく背が高かった。

私が153㎝であまり高くないのもあるけど、きっと180㎝は超えてるんじゃないかな。


「なんでも……?」


吸い込まれそうなほどきれいな瞳。

こんなふうに直視するのも贅沢なほどの綺麗な瞳に自分が映っていることすら、おそれ多いけれど。


「えっとぉ……」


そんな風に言われると、ちょっとしり込みしちゃう。

だって、高級ブランド品を買ってこいなんて言われたら無理だし。


「じゃあ……考えとくよ」

「えっ……」


考えるほど、すごいことを要求されちゃう?

それはそれで違う意味で冷汗が出てくる。
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