秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
変わった風向き
***
「今日はなに作ってるの?」
「ミルクレープだよ」
「おー、いいねえ!」
早朝から、スイーツづくりをしていると、椿くんがキッチンへやって来た。
昨日の夜に作って一晩寝かせ、丸く出来た端を切り落として、四角にカットしているところ。
「なにか手伝えることある?」
学校では応援部隊になれないけど、こうしてたまに手伝ってくれてる椿くん。
「えっとぉ……じゃあ、袋に入れていくので口を開けててもらていい?」
「はいよ~!」
ふたりで作業すると早い。今日は全部で16個作れた。
少しでも多く渡せたらいいな。
「ねえ、この切れ端もラッピングすんの?」
椿くんは、四角に切った切れ端を指す。
「これは余ったやつだからしないよ」
「じゃあ俺が食ってもいい?」
「もちろん。でも、またお昼にきっと渡せるはずだけど」
「今日はなに作ってるの?」
「ミルクレープだよ」
「おー、いいねえ!」
早朝から、スイーツづくりをしていると、椿くんがキッチンへやって来た。
昨日の夜に作って一晩寝かせ、丸く出来た端を切り落として、四角にカットしているところ。
「なにか手伝えることある?」
学校では応援部隊になれないけど、こうしてたまに手伝ってくれてる椿くん。
「えっとぉ……じゃあ、袋に入れていくので口を開けててもらていい?」
「はいよ~!」
ふたりで作業すると早い。今日は全部で16個作れた。
少しでも多く渡せたらいいな。
「ねえ、この切れ端もラッピングすんの?」
椿くんは、四角に切った切れ端を指す。
「これは余ったやつだからしないよ」
「じゃあ俺が食ってもいい?」
「もちろん。でも、またお昼にきっと渡せるはずだけど」