秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
「改めて、よろしくお願いします」
頭を下げるとパラパラと拍手を送ってくれる3人。
「選挙でローズが選ばれたことは歴代初なんだし、誰もが認めたローズってことだ。もっと堂々としてろ」
刹那くんの言葉は、いつだって自信をくれる。
優しいまなざしにニコリと笑って返してから、ある疑問を口にした。
「もうひとりのエクセレントって、白樺くんだったんだね?」
みんなもびっくりしたよねって意味合いで問いかけたんだけど。
「そうだよ」
って、椿くん。
当たり前のように言うから「へっ」てマヌケな声が出た。
「まあ、頭脳部門の1位はアイツしかいねえもんな」
琉夏くんまで。