秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~

「改めて、よろしくお願いします」


頭を下げるとパラパラと拍手を送ってくれる3人。


「選挙でローズが選ばれたことは歴代初なんだし、誰もが認めたローズってことだ。もっと堂々としてろ」


刹那くんの言葉は、いつだって自信をくれる。

優しいまなざしにニコリと笑って返してから、ある疑問を口にした。


「もうひとりのエクセレントって、白樺くんだったんだね?」


みんなもびっくりしたよねって意味合いで問いかけたんだけど。


「そうだよ」


って、椿くん。
当たり前のように言うから「へっ」てマヌケな声が出た。


「まあ、頭脳部門の1位はアイツしかいねえもんな」


琉夏くんまで。
< 266 / 383 >

この作品をシェア

pagetop