秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~

映画館を出てから、ショッピングモール内をあちこち散策。

買いたい参考書があると言って、お会計をしている間、本屋の隣にあったアクセサ
リーショップに目が行った。

可愛いものにはついひかれちゃうよね。

とってもかわいいネックレスに目を奪われた。


「かわいい……」


思わず言葉がこぼれちゃうほど可愛いそれは、可愛さと値段が比例していた。

思ったよりも高いから、気軽に買えないな。

ふとうしろを振り向くと、刹那くんはすでにお会計を終えて本屋の外に出ていた。


「あ、ごめんね」

「ゆっくり見てていいよ」

「ううん、大丈夫」

「そう? じゃあいこうか」

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